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レスベラトロールの原料について

 

一般的な原料はブドウ

ワイン

ブドウやワインから微量にとれる貴重な成分

サプリメント等として販売されているレスベラトロールは、ブドウやワインに含まれます。しかしそれらに含まれるレスベラトロールは、微量であるため、ブドウ果実やワインから取り出すのは難しいと言われています。


過酷な環境がレスベラトロールを作り出す

植物が作り出す生体防御体質 ブドウ畑

ブドウの一大産地、フランスのボルドー地方は、実はブドウの生育に適した土地とはいえません。大西洋からの湿った風が吹き抜け、灰色カビ病などに悩まされます。
レスベラトロールは、植物が紫外線や病原菌などのストレスにさらされた時、自身を守る為に作り出す生体防御物質です。
そのため、生育環境の厳しいボルドー地方のブドウには、レスベラトロールが多く含まれることがわかっています。

レスベラトロールが多く含まれるのは新芽や若づる

レスベラトロールは、ブドウの果実や果皮やワインからは微量しかとれません。研究の結果、レスベラトロール類が多く含まれるブドウの部位は、ワインに使われる果皮よりも、新芽や若づるであることが明らかになりました。新芽や若づるは植物の成長点で、抵抗力が弱く、多くの防御物質を必要とするためだと言われております。


イタドリを原料としたレスベラトロールについて

イタドリの食品としての使用は日本では禁止されています。 イタドリ

レスベラトロールが含まれている植物として、ブドウのほかにイタドリがあります。タデ科の多年草で、利尿作用・緩下作用があるため、昔から「虎杖根」という漢方薬として使用されています。

イタドリ由来のレスベラトロールは、ブドウからつくられたものより、非常に安く手に入るので、海外のレスベラトロールのサプリメントには広く使われています。

しかしイタドリの根茎は、日本国内では食品に使うことが認められていない医薬成分に該当するので、サプリメント等での使用は禁止されています。